The Kinks / Kinks (1964)

pye NPL 18096
Beautiful Delilah (Berry)
So Mystifying (Davies)
Just Can't Go To Sleep (Davies)
Long Tall Shorty (Covay-Abramson)
I Took My Baby Home (Davies)
I'm A Lover Not A Fighter (Miller)
You Really Got Me (Davies)
Cadillac (MacDaniel)
Bald Headed Woman (Trad./Arr.Talmy)
Revenge (Davies-Page)
Too Much Monkey Business (Berry)
I've Been Driving On Bald Mountain (Talmy)
Stop Your Sobbing (Daivies)
Got Love If You Want It (Moore)
< CD BONUS TRACKS >
Long Tall Sally / You Still Want Me / You Do Something To Me /
It's Alright / All Day And All Of The Night / I Got Move / Louie Louie/
I Gotta Go Now / Things Are Getting Better / I've Got The Feeling /
Too Much Monkey Business (Unreleased Alternate Take) /
I Don't Need You Any More (Previously Unreleased)
 記念すべき1回目はキンクスの1stアルバムを選んでみました。どうしてこのアルバムかというと、特別 な意味はなくて、最近聴き直したらあまりにもカッコよかった、というただそれだけなんですが(笑)。
  しかしブリティッシュ・ビートを代表するバンドのひとつであり、現在でも現役だといってもいい数少ないグループのデビュー・アルバムであるだけに、ふさわしいといえるのではないでしょうか。   まだまだシングルが主流であったこの時代に、デビューしたバンドのアルバムはたいてい大半がアメリカのR&RやR&Bのカバーでしめられていました。もちろんキンクスのこのアルバムも全14曲中8曲がカバー・ソングで、残り6曲がリーダーでもあるレイデイヴィスのオリジナル・ナンバーです。3枚目のシングルとして発売され大ヒット(全英1位 /全米7位)を記録する「You Really Got Me」や、のちにプリテンダーズのカバー・バージョンがヒットすることになる「Stop Your Sobbing」など、現在でも代表曲と呼ばれている曲はもちろん、その他の曲でもオリジナル、カバーに関係なくすでにのちに「キンキー・サウンド」と呼ばれるものの萌芽を聴くことができます。
  しかし、このアルバムが現在でも全く色褪せて聴こえるというころがないのは、そうしたことにもあるのでしょうが、なによりも「ブリティッシュ・インヴェイション」と呼ばれたほど、数多くのバンドが登場した60年代初めのイギリスという時代だけがもっていた熱気を感じさせてくれるからに違いありません。

※現在発売中のCDには、ボーナストラックが12曲追加収録され、さらにCDとしては初めてオリジナル・モノマスターが使用されています。
  国内盤は歌詞・対訳付でビクター(VICP-60221)から。