The Animals / Animal Tracks (1965)

Columbia 33SX1708
Mess Around (Nugetre)
How You've Changed (Berry)
Hallelujah I Love Her So (Charles)
I Believe To My Soul (Charkes)
Worried Life Blues (Merri-Weather)
Roberta (Smith-Vincent)
I Ain't Got You (Arnold)
Bright Lights Big City (Reed)
Let The Good Times Roll (Lee)
For Miss Caulker (Burdon)
Roadrunner (McDaniel)
 前回のホリーズがポップス色の強い方向へ向ったバンドの代表だとすれば、R&Bスタイルを追求していった代表といっていいのがこのアニマルズです。

  ニューキャッスル出身のオルガン奏者アラン・プライスが、1960年にべースのチャス・チャンドラーらとともに結成したアラン・プライス・トリオが前身。その後、ボーカルのエリック・バードン参加をきっかけにアニマルズと改名し、64年3月にシングル「Baby Let Me Take You Home」でコロムビア/EMIから正式にデビューしました。この曲は全英チャートの21位  を記録。さらに2枚目のシングルとして発表した、日本でも彼らの代表曲のひとつとして知られる「The House Of The Rising Sun(朝日のあたる家)」が英米ともに1位 となり、ブリティッシュ・ビートを代表するグループの仲  間入りを果たしました。

  この『Animal Tracks』は英国オリジナル盤としては2枚目のアルバムで、そのほとんどは当時のグループと同様に得意としていたカバー曲でしめられています。しかし同じ曲でも、主導権がキーボードのアラン・プライスにあったためか(しかもこのアルバムでは、本来のオルガンではなくピアノをメインに担当)、ギター・サウンド中心であったほかのバンドとはかなり違った印象を受けます。
  また、このころもっとも敬愛していたというレイ・チャールズのナンバーを3曲もカバーしているあたりも、より強くR&B色を感じる理由でしょうか。もちろん、エリック・バードンのソウルフルなボーカルがいちばんの魅力には違いないんですが。

  このアルバムを最後にアラン・プライスは脱退。その後バンドはデッカ・レコードへ移籍し、それなりの成功も収めるなど活動を続けていきますが、やっぱりこのアラン・プライスが在籍した時代をアニマルズのベストとする人が多いのも、うなずける内容です。

  バンド自体は解散後も何度か再結成をし、77年と83年にはオリジナル・メンバーで再結成され、アルバムを発表しツアーもおこないました。

※現在入手可能なCDには3種類。イギリス盤(7243 8 56573 2 0)と日本盤(東芝EMITOCP50751)はオリジナル・フォーマットと同じ11曲収録で、全曲モノ・バージョン。イギリス盤はデジパック仕様です。


The Animals / The Animals Volume 2 (1965)
We've Gotta Get Out Of This Place / Roadrunner /
I Believe To My Soul / Bright Lights, Big City / I Can't Believe It /
Hallelujah I Love Her So / Don't Let Me Be Misunderstood /
Bring It On Home To Me / Mess Around / Worried Life Blues / Club-a-gogo / How You've Changed / Roberta / For Miss Caulker


< CD BONUS TRACKS >
I Ain't Got You / It's My Life / I'm Going To Change The World /
Let The Good Times Roll / We've Gotta Get Out Of This Place(French EP version) / Don't Want Much

※こちらはボーナス・トラックを収録した全20曲入りのフランス盤(Magic 4977632)で、ジャケットも当時のフランス発売のものを使ったデジパック仕様です。
さらにボーナストラックの「We've Gotta Get Out Of This Place (French EP version)」は、歌詞が異なる別バージョンで世界初CD化。